なぜロレックスのサブマリーナは投資価値が高い?高級時計買取の秘密を解明
世界的に人気の絶えない時計ブランド「ロレックス」。
さまざまなモデルを作り出している中でも「サブマリーナ」は、ロレックスを象徴する人気モデルのひとつです。
ロレックス史上もっとも認知度が高いと言える「サブマリーナ」は同時に、世界でもっとも有名なダイバーズウォッチのひとつとして名を轟かせています。
この記事では、サブマリーナが一体どのような時計なのか知識を深めるため、歴史から特徴、市場での需要まで、詳しくご紹介します。
ロレックス「サブマリーナ」の歴史
1953年に発表された「サブマリーナ」は、ロレックス史上初の100m防水を実現した「ダイバーズウォッチ」に分類されるモデルです。
潜水時間の計測に必要な回転ベゼルを備えた世界初のモデルであり、深海600フィートでも異常なく動き続けたことで世界から賞賛を得た歴史を持ちます。
同様の試験をおこなった他ブランドの時計は浸水で不具合が起きた一方、浸水がなかったのはロレックスのサブマリーナだけであることから、その品質の差は歴然とされました。
世界的にも注目される粋なデザインであることはもちろん、その品質はほかのブラントと比べても圧倒的に高いことは、現代でも需要や知名度の高騰に拍車をかける理由のひとつでしょう。
ロレックス「サブマリーナ」の特徴
ダイバーズウォッチであるサブマリーナは発表当初から、水中の暗闇でも視認できるよう夜行塗料をたっぷりと使用したデザインが特徴的でした。
当時から60年に渡り、細かな改良をほどこされているものの大きな変化はなく、ヴィンテージものから現代取り扱われているものまで、変わらぬ需要を集めています。
余計なものを含まない洗練されたそのデザインは、カジュアルなTシャツスタイルからフォーマルなタキシードまで、どのようなスタイルにも馴染みます。
たとえば初代ジェームズボンドの俳優として知られるショーン・コネリーが「サブマリーナRef. 6538」を着用して以来、ボンドシリーズでは「Ref. 5513」や「Ref. 16610」など、作中には数々のサブマリーナが登場しました。
品質とデザイン性どちらも兼ね備えた一級品として「サブマリーナ」は、年々人気が高まるモデルです。
ロレックス「サブマリーナ」の市場での需要
2022年前後のコロナ禍をうけ、資産価値として高額時計を求める人が、世界的に増えました。
ロレックス「サブマリーナ」の需要の動きはまさにその象徴ともいえ、買取金額は2019年から2024年にかけて40万円〜130万円前後の値上がりを見せています。
たとえば2019年には平均140万円で買取されていた「サブマリーナ 116610LV」は、2024年には平均270万円の買取価格にまで高騰しました。
ロレックス「サブマリーナ」が市場で需要を上げ、価格を高騰させている主な理由は下記であると言われています。
- コロナ禍による生産量の減少と需要の増加
- 300m防水を誇る優秀な品質
- 50年以上変わらない普遍性あるシックなデザイン
- アンティークモデルの希少性の高騰
- コレクターによるロレックスマラソン
- 手厚いアフターケア
職人が手作業で制作されているロレックスは、コロナの影響で生産量が一気に減少した一方、需要が上がることにより市場価格は大きな高騰を見せました。
また、1つ持つともう1つ欲しくなってしまうデザインや機能性から、コレクターによる永続的な需要も下がらず、店頭をマラソンするように回る購入希望者も絶えません。
ロレックス「サブマリーナ」の再販価格の傾向と入荷状況
ロレックスのサブマリーナは、新品購入時よりも中古販売時の方が高額になる時計として、世界で需要を高めています。
その洗練されたデザインと最高潮の品質は、一度所有すれば手放したくなくなるモデルです。
さらに所有しているだけで資産価値が高まるため、親から子へと受け継がれる時計として家宝となるでしょう。
ロレックスは慢性的な品薄状態から、正規店の店頭で購入することが非常に難しいです。
ヴィンテージの品番は希少性が高く、市場に出回るかどうかは、まさに運やタイミングによるところが大きいモデルです。
当店で入荷したサブマリーナも、すぐに購入希望者が現れるほどの永続的な人気を誇っています。
当店のサブマリーナ入荷状況は、下記の公式通販ページや東京・池袋、大阪本店の店頭をご確認ください。